大相撲の第72代横綱になった稀勢の里が1月27日に明治神宮で、雲竜型の奉納土俵入りをお披露目してくれました。
観衆は94年の貴乃花の2万人に次ぐ歴代2位の1万8000人だったそうです。
日本人横綱の誕生でまた相撲の人気が上がることでしょう。

ところで、相撲の土俵はなぜ丸い形なのでしょうか。
江戸初期の相撲は、人が円陣を作って、その中で相撲を取っていたと言われます。
相手を倒すか、または人垣に押し込んだ方が勝ちという簡単なルールでした。
その円陣が丸形土俵の原型だったようです。
やがて、四方に柱を立て、縄を張り、人の円陣の代わりに土を詰めた俵を置くようになりました。
土俵という名前は、この土を詰めた俵からきています。

あと土俵が丸い理由の一つに、相撲で追い詰められても土俵の円形をうまく利用すれば無限に回り込めるためでとも言われています。。
相手を追い詰めることなく、技で勝負する。
相撲の面白さ、奥の深さは、この丸い土俵にあるのではないでしょうか。

WS000001
『出典:ウィキペディア』

しかし、土俵は丸いと言いました、土俵を良く見ると、円の四方が俵一つ分ずれていて、正確には円ではありません。
これは追い込まれた力士が俵一つ分得をするから「徳だわら」と呼ばれています。
「徳だわら」ができた理由は、かつて土俵が屋外に設置されていた時の名残。
明治42年 旧両国国技館ができるまで相撲は屋外で行われていました。
雨が降ると、土俵内に水がたまってしまうため、俵の一部をずらして排水できるようにしていました。
この排水溝がこの徳だわらの役割ってことですね。

相撲は、この土俵ひとつとっても奥が深いですね。
次の場所が楽しみになってきました。